プラズマ溶射は、基材の表面に耐摩耗性、耐食性、耐高温酸化性、電気絶縁性、断熱性、放射線防護、摩耗低減、および密封性を持たせることができる材料の表面強化および表面改質技術です。プラズマ溶射技術は、直流駆動のプラズマアークを熱源としてセラミックス、合金、金属などを溶融または半溶融状態に加熱し、前処理されたワーク表面に高速で溶射し、被膜を形成する技術(積層法)です。
測定項目 | 酸化イットリウム | アルミナ | 測定方法 |
厚さ | <0.5mm | <0.5mm | マイクロメータ&膜厚計測定 |
表面粗さ | 4.0~6.0μm | 4.0~6.0μm | 粗さ計(形状測定法) |
微小硬度 | 400~600HV | 800~1000HV | 金属組織分析(微小硬度計) |
気孔率 | <3% | <3% | 金属組織分析(顕微鏡画像解析) |
結合強度 | >20Mpa | >20Mpa | 引張試験(接着剤) |
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